映画「ゾッキ」竹中直人×山田孝之×齊藤工、3監督が愛知県横断舞台挨拶!2日間で10劇場を巡り、大村愛知県知事へ表敬訪問もしました!

3月27~28日の2日間で、監督の竹中直人、山田孝之、齊藤工が登壇し、映画『ゾッキ』の愛知県横断舞台挨拶を開催致しました!
ミッドランドスクエアシネマで実施された5回目の舞台挨拶には、出演者であり愛知県出身の松井玲奈も登壇!

原作者・大橋裕之先生の出身地である愛知県・蒲郡志でオールロケ撮影がされており原作のエピソードを多数織り交ぜ、ありふれた日常に巻き起こる不思議な人間模様を描く作品です。

松井さんは「たくさんの方に観ていただけて、こうやって生で皆さんにお会いできて“どうれしい”です」と三河弁で挨拶をし、劇中では、白塗りにスキンヘッドの“幽霊のような女”という役を演じたが「この役!? こんな面白い役、人生で2度とない!」とオファー時を回想していました。竹中監督は「この役は松井さんじゃなきゃ困ると思っていました。特殊メイクまでしてくださって……現場に来たとき本物だ!と驚きました」と完成度をベタ褒め。

続いて、SNSで寄せられた「撮影中のゾキゾキしたエピソードは?」という質問に対しては松井さんが「ガラスを踏むシーンがあって。踏んでも大丈夫なガラスと言われていたんですけど、刺さったらどうしよう……という思いと、パキパキ音が気持ちよくて。ゾキゾキしました」と回答。次に竹中監督は「今お話されたガラスが割れて、という部分を原作で見た瞬間に映画化したい!と思ったんです。“ゾッキぞわー”としたのを思い出しました」と独特な表現で振り返っていらっしゃいました。

山田監督は、撮影のない日に街を散歩していたことを振り返りつつ「その日、ホテルに戻って振り返ったときに、今日も本当にゾキゾキだったなーと感じましたね」とコメント。それを受けた齊藤監督は「大喜利のよう……しんどいです」と苦笑しながら、森優作さんと九条ジョー(コウテイ)さんが出演するシーンを挙げ「九条さんが森さんに殴られて地面に倒れるというシーンの中で、九条さんが謎のリアクションをとっているんですよ。ヤギの鳴き声みたいな声が入り込んでいて。再現してもらおうとしてもできなかった奇跡の迷言なんです。これはゾキっとする出来事でしたね」と裏話を語ってくださいました。

愛知県公館での愛知県知事表敬訪問の様子。

翌日の28日には竹中、山田、齊藤が愛知県公館で愛知県知事表敬訪問を行い、3人の観光文化大使任命発表会見が実施されました。愛知県知事・大村秀章が「ビックネーム3人が監督をされると聞いて驚きました。原作も購入して読ませていただきましたが、いったいどんな映画になっているのかとても気になっています」と期待を寄せると、竹中監督がロケ地の蒲郡について「空気、人々、匂い、すべてが『ゾッキ』の世界観にあう、居心地のいい場所でした」と感謝を伝え、山田監督は「まずは『ゾッキ』ですが、“続ゾッキ”をやりたいという気持ちも持っています。愛知県発の映画として、次は愛知県全体で撮影させていただけたら」と続編への期待も。

なお、3人はミッドランドスクエアシネマ以外にも、愛知県のユナイテッド・シネマ豊橋18、豊川コロナシネマワールド、ユナイテッド・シネマ岡崎、イオンシネマ豊田KiTARA、イオンシネマワンダー、TOHOシネマズ 赤池、伏見ミリオン座、イオンシネマ常滑、刈谷日劇を訪れました。

ユナイテッド・シネマ岡崎
刈谷日劇

ゾッキ

吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 
倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼

監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工 
原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 脚本:倉持裕 音楽監督:Chara 主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI
宣伝:ガイエ 配給:イオンエンターテイメント ©️ 2020「ゾッキ」製作委員会  
公式サイト:https://zokki.jp/

公式SNS

裏ゾッキ

■作品概要
2020年1月、この映画の制作決定をひときわ喜んでいたのは、ロケ地である愛知県・蒲郡の人々だった。
蒲郡では印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり、8年前から映画誘致の活動を続けていた。
そして蒲郡市も巻き込み、今回念願の映画「ゾッキ」を、市民総出で全面バックアップすることになったのだ!
平穏だった蒲郡で巻き起こる、数々のハプニング。超豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。
そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。
その模様を追った「裏ゾッキ」は、映画作りのために寄せ集まった”裏と表”の人々を描く、新感覚のドキュメンタリー作品。
なぜまちに映画が必要なのか?なぜ人は映画を撮るのか?ひとつの映画に寄せ集まった人々の想いを、映画「ゾッキ」公開直前まで追いかける。

撮影・編集・監督:篠原利恵
音楽:重盛康平 題字:大橋裕之
出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 他

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太
制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures
配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市
©2020「裏ゾッキ」製作委員会

■撮影・編集・監督:篠原利恵 (しのはら りえ)
1987年生まれ、茨城県出身。早稲田大学を卒業後、一橋大学大学院で文化人類学を専攻。2013年テレビマンユニオンに参加。以後NHKやCXザ・ノンフィクションなど、テレビドキュメンタリーを多数手がける。2016年、韓国のネット依存症治療に焦点を当てたドキュメンタリーNHK BS1「ドキュメンタリーWAVE/子どもたちのリアルを取り戻せ 韓国ネット依存治療最前線」(2016)でATP優秀新人賞を受賞。元受刑者、選択的シングルマザー、時代遅れのロックンローラー、大相撲界など、社会のなかで一見”異質”とされる人や場所に入り込んで取材することを興味とする。