Month: October 2020

11月1日(日)〜7日(土) [生トーク付]オンラインプレミア上映会を開催!

三吉彩花・chelmicoら「仲間たち」が中目黒に集合!

同じ速度で歩んでいくと思っていた友人同士 ひとりの妊娠をきっかけに、ふたりの人生の変化を描いた十ヵ月の物語⠀⠀ 津田肇監初長編作品 三吉彩花・阿部純子W主演/国際映画祭で絶賛評! 『Daughters』は「最も美しい映像!」という賛辞とともに中国・第23回上海国際映画祭では日本映画で唯一、アジア新人賞部門に選出。オーストリア・ウィーンの日本映画祭JAPANNUAL 2020では観客賞を受賞し絶賛評が続出しました。今後はハワイ、ポーランド、韓国などで上映が控え、2020年の日本代表作とも言える本作。国内でより多くの映画ファンに楽しんでもらうために、11月1日(日)〜7日(土)の7日間、スペシャルトーク付オンライン上映会の実施を決定しました。1週間連日のオンライン舞台挨拶は、業界初めての試みとなります。 スペシャルトークの配信スタジオは、映画の舞台と同じく中目黒。中目黒から、初長編監督ながら世界の映画祭を席巻する津田肇監督、三吉彩花、主題歌を歌うchelmicoの二人、映画を色鮮やかに彩ったファッション・音楽などスタッフが集結!制作秘話や『Daughters』の魅力を届けます! 連日のイベントにて抽選でオリジナルグッズをプレゼントするほか、映画の世界観が詰まったパンフレットや、ファッションブランドtiit tokyoによるオリジナルアイテムのご購入案内もありますのでぜひご期待下さい。 映画『Daughters』オンラインプレミア上映会《豪華スペシャルトーク付!》​ 日時:11月1日(日)〜7日(土) 各日20:00〜22:15生配信 19:30開場20:00スペシャルトーク開始20:30スペシャルトーク終了20:30 『Daughters』本編開始22:15 本編上映終了 イベントページ(チケット購入) http://w.pia.jp/t/daughters-online/ 配信:ライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」https://t.pia.jp/pia/events/pialivestream/ チケット情報 【1】一般発売 各回1,980円 (税込)販売期間:発売中〜最長11月14日(土) 22:15 (各回上映後7日間のアーカイブ終了まで視聴可)視聴期間:11月1日(日)〜7日(土)各日20:00〜22:15生配信 ※上映終了後【各回7日間アーカイブ】 【2】14日間 通し券 5,500円 (税込)販売期間:発売中〜11月7日(日) 22:15 (生配信期間のみ購入可)視聴期間:11月1日(日)〜11月14日(土) 22:15 (全アーカイブ終了まで視聴可) スペシャルトーク出演者 11月1日(日)津田肇監督、三吉彩花、高橋祐太(撮影)、横山マサト(撮影・フォトグラファー)、友田直孝(照明) 他※【アーカイブ期間】上映終了~11/8(日)22:15 11月2日 (月)津田肇監督、伊藤祐輝、伊藤主税(プロデューサー)  ※【アーカイブ期間】上映終了~11/9(月)22:15 11月3日 (火)津田肇監督、三吉彩花、町野泉美(スタイリスト) ※【アーカイブ期間】上映終了~11/10(火)22:15 11月4日(水)津田肇監督、岩田翔 (tiit tokyo)、芳賀仁志(音楽プロデューサー)※【アーカイブ期間】上映終了~11/11(水)22:15 11月5日(木)津田肇監督、岩田翔 (tiit tokyo) 、澁谷千紗(美術)※【アーカイブ期間】上映終了~11/12(木)22:15 11月6日 (金)津田肇監督、chelmico (主題歌)※【アーカイブ期間】上映終了~11/13(金)22:15 11月7日 (土)津田肇監督、伊藤主税(プロデューサー)、角田道明(ラインプロデューサー) ※【アーカイブ期間】上映終了~11/14(土)22:15 ・本配信イベントのチケットは日本国内からのみ購入が可能となります。・チケット1枚につき視聴いただける端末は1台となります。第3者への譲渡・転売行為は出来ません。・スマートフォンやデジタルカメラ等による撮影および録音は一切、禁止いたします。・チケット御購入後は、配信延期・中止以外の理由による払い戻しは一切、いたしません。・インターネット回線の突発的なトラブルによる配信イベントの一時中断の可能性がある旨、ご了承ください。・お客様のインターネット環境に伴う閲覧の不具合については責任を負いかねますので、視聴前に必ず動画視聴に適した通信環境をご準備下さい。 …

11月1日(日)〜7日(土) [生トーク付]オンラインプレミア上映会を開催!

三吉彩花・chelmicoら「仲間たち」が中目黒に集合!
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「逃亡料理人ワタナベ」10/25~
DVD販売 & 順次レンタル決定 !!

池内博之・岸谷五朗・内田理央・中村蒼・高島礼子 他中国で活躍中の女優 尚語賢・魏一を迎え、豪華キャストが大集結! https://youtu.be/1HKzLaGIJVs各地域で飯テロ旋風を巻き起こした「逃亡料理人ワタナベ」が特典付きDVDになって帰ってきます!! 【作品概要】 妻殺しの容疑者とされてしまった天才料理人ワタナベが、愛する子供を守るため、己の矜持を守るため、西へ東へ逃げまくる! しかし逃げた先には必ず美味しい食材と人生に迷う人々が。 ワタナベを追う出口刑事。彼は執拗に彼の行く先に辿り着く。なぜなら……出口刑事は食べることが大好きだからだ! そして謎の中国人パティシエの一琳とその友人の凄腕マジシャンの天愛は日本で新たなスイーツ研究の旅を続けるが、 奇妙な縁で、なぜかワタナベと行き先が一緒になるのであった! [本編仕様] DVD4枚組 [特典仕様]■120分を超える特典映像「湯けむり下京」■特製12Pブックレット (レシピ付き!)収録分数 :本編300分(30分×10話)、特典120分 [購入はこちら]Amazon https://is.gd/hhlBIQ 楽天https://item.rakuten.co.jp/rightscube/17028/  【キャスト】池内博之、岸谷五朗、尚語賢、魏一、中村蒼、三浦貴大、新津ちせ、門田宗大、中野良子(特別出演)、いとうあさこ、筧利夫伊東市ゲスト:内田理央、高島礼子京丹後市ゲスト:池端レイナ、阿部亮平、螢雪次朗淡路市ゲスト:良知真次、広島光、渡辺大神石高原町ゲスト:飯窪春菜、西山潤北九州市ゲスト:岩城滉一、清水くるみ 【監督】 門馬直人、北畑龍一、佐藤リョウ 【脚本】 一雫ライオン 公式HPhttp://ryourinin-watanabe.com/公式Instagramhttps://www.instagram.com/Ryourinin_W/ 公式 Twitter https://twitter.com/ryourinin_w公式Facebook https://www.facebook.com/RyourininWatanabe/

竹中直人監督×山田孝之監督×齊藤工監督 共同制作
『音楽』大橋裕之の幻の原作を奇跡の実写映画化!

ミニシアターの公開ながら4万人動員の異例の大ヒットを産んだ『音楽』の作者であり、その独特な表現力が唯一無二の作家と称される天才漫画家大橋裕之の幻の初期作集「ゾッキA」「ゾッキB」を原作に、日本を代表する俳優であり、クリエイターとしても異能示す竹中直人・山田孝之・齊藤工の三人が映画監督として共同制作をした、奇跡の実写映画化である『ゾッキ』が、2021年春に全国公開いたします。 映画監督として、8作目となるベテランの竹中、3作目の齊藤、映画作品初監督となる山田。キャリアの異なる3人ですが、共通して俳優として第一線で作品至上主義を徹底してきました。その上で枠にとらわれず、映画監督、プロデューサー、クリエイターとしても表現している3人が一丸となり、『ゾッキ』が生まれた原点である、大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市でロケを敢行し、多彩なキャスト・音楽など、それぞれのこだわりや人脈を集結させて制作! 大橋裕之氏の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」は、およそ30編の傑作短編作品が収録されており、本作はその中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が書き上げた、ありふれた日常に巻き起こる、不思議な笑い包まれた、なんだかわからないけど、きっとあなたの明日を楽しくする、唯一無二のヒューマンコメディです。 竹中監督・山田監督・齊藤監督の三人がこだわり、人脈を集結させ、「理想の、最高のキャストが集まった」と豪語する、眼福豪華な出演キャスト総勢18名を一斉解禁!! 吉岡里帆映画・ドラマ・舞台と数々の話題作に出演し、2nd写真集「里帆採取 by Asami Kiyokawa」が11月5日に発売されることでも注目を集める人気実力派女優 鈴木福子役から俳優へと進化を遂げ、自身のYouTubeチャンネルも立ち上げるなど活動の幅を広げる俳優 満島真之介2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の出演が待機する他、「グータンヌーボ2」(KTV)ではMCを務めるなど多岐に渡る活躍をみせる俳優 柳ゆり菜近年、多彩な演技力が評価され、名だたる監督の作品に多数出演。12月公開の井筒和幸監督8年ぶりの映画『無頼』ではヒロインを務める若手女優 南沙良『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18)で映画初主演を務め、数々の映画賞を受賞、江崎グリコ「ポッキー」イメージキャラクターとしても注目を集める若手女優 安藤政信現在放送中のドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(CX)や前作が大ヒットを記録した2021年公開予定の『ザ・ファブル第二章』など話題作への出演が絶えない実力派俳優 ピエール瀧2021年配信予定のNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』続編への出演が待機する、ミュージシャンで俳優 森優作NHK連続テレビ小説「半分、⻘い。」(18)や11月27日公開の『佐々⽊、イン、マイマイン』など多数のドラマや映画の公開が控える俳優 九条ジョー第41回ABCお笑いグランプリを受賞するなど今若手注目のネクストブレイク必須の芸人であり、今回演技未経験ながら見事オーディションに合格した、コウテイ 木竜麻生『菊とギロチン』(18)、『鈴木家の嘘』(18)でヒロインに抜擢され、数々の新人賞を受賞した注目の若手女優 倖田來未映画出演は『西遊記』(07)以来13年ぶりとなり、デビュー20周年を記念したアリーナツアーが盛り上がりをみせているアーティスト 竹原ピストル俳優としては『永い言い訳』(16)で数々の映画賞を受賞、ミュージシャンとしてはNHK紅白歌合戦への出演経験をもつ 潤浩『太陽の家』(20)や現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」など映画・ドラマと話題作の出演が絶えない人気子役 松井玲奈現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』に出演、FOD連続ドラマ「30禁」(CX)では主演を務めるなど役者として活躍する一方で、小説家としての執筆活動も継続している 渡辺佑太朗ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事情」(15/MBS)で注目を集め、12月10日より配信開始となるNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』の出演も控える俳優 石坂浩二NHK大河ドラマ主演回数が史上最多を誇るなど、名実ともに日本の名優として幅広く活躍する 松田龍平映画・ドラマ・舞台と、幅広いジャンルで活躍を続け、2014年には映画「舟を編む」にて、第37回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞他、同年の主演男優賞を総嘗めにし、2019年映画「影裏」では、第2回海南島国際映画祭最優秀俳優賞(ベストアクター賞)を受賞するなど多くの映画賞受賞経験をもち、十三代目市川團十郎白猿襲名披露特別企画ドラマ「桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~」(CX)なども控える実力派俳優 國村隼国内外の映画・ドラマに出演、韓国映画『哭声/コクソン』(17)では第37回青龍映画賞の男優助演賞と人気スタ-賞に輝くなど日本が誇る名俳優 このなんとも聴き慣れないタイトル『ゾッキ』とは“寄せ集め”という古本市場で使われる特殊用語。 今回は出演キャスト名のみの情報解禁となりますが、そのタイトルの意と同様に、唯一無二の天才漫画家・大橋裕之の才能と竹中直人・山田孝之・齊藤工という三人の異能の監督に“寄せ集められた”眼福豪華な多彩なキャストたちは、果たしてどんな役を演じるのか? また、10月31日(日)〜11月9日(月)開催の第33回東京国際映画祭では“TOKYOプレミア2020”作品としてワールド・プレミア上映が決定しているほか、11月5日(木)~22日(日)に開催の第40回台北金馬映画祭では、台湾プレミアとして上映されることも決定! その異能同士の化学反応により、竹中監督・山田監督・齊藤監督の三人でしかなし得なかった唯一無二の作品へと昇華している本作に是非ご期待ください!! ★竹中直人監督 コメント 最高最強のキャスティング!大橋裕之の世界にこんなにも素敵な俳優たちが集まってくれるなんて!ぼくは漫画《ゾッキ》にあまりにも感動したのです。そして《ゾッキ》映画化に賛同してくれるのは山田孝之、齊藤工しか考えられなかった…!映画《ゾッキ》を絶対観たい!!と思って下さった方々ガタガタガタ♬♪♫に是非とも観て頂きたい!何卒よろしくお願い申し上げます!(敬称略) ★山田孝之監督 コメント ほんわかしたストーリーには少し刺激が強すぎるかもと思ってしまうくらい、個性豊かで魅力的な方々が集まってくださいました。少し優しくて、少し危険で、少し笑えて、少し寂しくなって、少し振り返って、少し歩き出せる。そんな映画です。少し楽しみにしていてください。 ★齊藤工監督 コメント キャスティングとは映画作りに置ける一つの到達点(最初の)だと思っております。そう言う意味ではこの方々でしかあり得ない夢のキャスティングが成立したのではないかと。未だ多くは語れない本作ですが、個人的にはそのキャスティングのプロセス自体が不思議なくらい奇跡的で、彼らはその偶然を現場で必然にして下さいました。映画『ゾッキ』には何か宿っているのだと思います。 ★原作者・大橋裕之 コメント 原作「ゾッキ」を思うと豪華すぎるキャストに驚きますが、映画「ゾッキ」には、 もうこのキャスト以外考えられないぐらい皆さんハマってました。 何度も観たいです。どうぞお楽しみに。 原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊)監督:竹中直人、山田孝之、齊藤工脚本:倉持裕プロデューサー:伊藤主税、山田孝之、川端基夫、川原伸一出演:吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗、石坂浩二(特別出演)、松田龍平、國村隼企画:谷島正之、竹中直人製作幹事:and pictures、ギャガ制作:and pictures、ポリゴンマジック配給:イオンエンターテイメント、©2020「ゾッキ」製作委員会公式サイト:https://zokki.jp/  公式SNS 2021年春 全国公開

ブランデッドムービー『この場所の香り』
監督:榊原有佑 インタビューが掲載されました!

9月27日に華々しく閉幕した米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020』(通称SSFF & ASIA)。期間中には、企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルム(ブランデッドムービー)の祭典「BRANDED SHORTS 2020」が開催され、ネスレ日本株式会社のブランデッドムービー『この場所の香り』がプレミア上映されました。 「ネスカフェ アンバサダー」の涼子(紺野まひる)の会社には、仕事の間にコーヒーブレイクができ、くつろげる休憩スペースがある。この場所では部署や年齢に関わらず、人々の交流がある。普段あまり話さない人とでも、ここでは、不思議と会話が生まれ…。 これは「ネスカフェ アンバサダー」にまつわる、心温まる2つの物語。 ネスレシアター 本編はこちらから無料で見ることができます。 https://nestle.jp/konobasyo-no-kaori/ 【インタビュー】別所哲也×『この場所の香り』榊原有佑監督 コミュニケーションが企業と生活者をつなぐ――ブランデッドムービーの未来(シネマカフェ転載) ブランデッドムービーでも大切な 「人間ドラマ」 SSFF & ASIA 2014にて『平穏な日々、奇蹟の陽』を発表し、主演の有村架純がベストアクトレスアワードを獲得するなど、SSFF&ASIAとは以前から深いつながりのある榊原監督。2018年には理学療法士として働いた自身の経験をもとにした初長編作品『栞』を発表しているが、今回、別所さんからのオファーを受け、ネスレシアターのブランデッドムービーに挑んだ。 別所:これまでの作品を通じて、映画を作る上で大切な演出の部分、「人を描く」という点で信頼できる監督ということで、私と諏訪慶プロデューサーからお願いしました。映像作家というある意味での職人・料理人が、ブランデッドムービーということで、与えられた素材をどう料理し、映画として組み立てていくのか? それは内発的に「自分はこういうテーマでこういう作品を撮りたい」と発露するのとは異なると思うんですね。 榊原監督:それはありました。これまでの映画づくりは、特にオリジナルでやる場合、普段から自分が考えてきたことを核にして作っていけばよかったけど、ブランデッドムービーは広告的な要素との掛け合わせがあるので。 まず、「ネスカフェ アンバサダー」の方々にヒアリングをしていく中で、この仕事は単に「職場でおいしいコーヒーを安価で飲める」みたいなことだけではない魅力、深さがあるということに気づいたんですね。彼女/彼らが作り出す“アンバサダー”スペースがあることで、コミュニケーションが生まれていく――そこにたどり着いて、人々の交流、人間ドラマを作っていこうと決めました。 続きはシネマカフェ https://s.cinemacafe.net/article/2020/10/05/69299.html ブランデッドムービー『この場所の香り』上映 榊原有佑監督×平田満×奥野瑛太×大関れいかインタビュー(ORICON NEWS転載) ――完成した映画をご覧になっていかがでしたか? 大関:会社のほんわかした感じも伝わってきましたし、ほっこりした作品になっていたので、いい作品だなと思いましたね。 平田:ゆったりとした時間が流れている作品でしたね。短編ということで、展開がパパッと変わるような作品になるのかなと思っていたんですが、むしろこんなに短い時間なのに、ちょっぴりぜいたくな時間を過ごすことができる作品だなと思いました。 奥野:平田さんがおっしゃった通り、僕もゆったりとした作品だなと観ていて思いました。あらためて作品を観てみると、画面の奥の方にもしっかりと人が映し出されていて。会社の風景を作り出すために、そうしたところも丁寧に作り込んでいたので、すんなりと会社の雰囲気に入り込むことができました。 ――監督は手応えはどうですか? 榊原監督:ブランデッドムービーを制作するにあたり、最初はアンバサダーという人にどうやってフォーカスをあてて物語を作ればいいのか、イメージが沸かなかったんです。でも実際のアンバサダーの方からの膨大な量のアンケートを見せていただいて。そこに共通して見えてくるものは何だろうと考えた時に、ただコーヒーが美味しいとか、安いというだけではなくて、あのスペースがあることで交流が生まれて、会社の雰囲気が良くなるというところが見えたので、それをもとに作っていこうという感じになりました。完成した作品を観ると、アンバサダースペースが大切な空間であり、そこで交流が生まれているということがちゃんと描かれていて。そこはよくできたなと思っています。 ――撮影時に印象深かったことはありますか? 大関:丁寧な撮影だったので、けっこう待ち時間も多かったんです。楽屋では、会社員の役で入ってくださった皆さんとも、自然にみんなでおしゃべりしたりして。撮影自体がすごく楽しかったですね。 平田:ロケをした会社がけっこう広かったんで、そういう意味でも丁寧に作らざるを得なかったということはあったんだろうなと思います。でもおかげでとてもいい映像になっていたと思いますね。 ――See you篇では、平田さん演じる牧野の、出社最終日の様子が描かれます。 平田:榊原監督は、ケレン味をバッと出すというよりも、さりげないところをすくってくださる監督なので。さりげなく、丁寧な、淡いところを撮ってくださったのが良かったですね。僕は何かを表現したというよりも、奥野さんと一緒にいるだけで、自然といい空気感があったので。やりやすかったですし、助かりましたね。 奥野:それこそ平田さんのことは昔から知っていますし、作品も観ていましたし、緊張しました。この機会に平田さんに聞きたいことがいろいろとありました。実際、撮影の合間などに演劇の歴史の話をさせてもらったりして。すごくありがたい空間でしたし、うれしかったです。そういう意味で、木野が牧野さんに対するリスペクトを持っているという関係性が、僕が平田さんに対してのリスペクトに反映されていたように思います。 ――榊原監督は、このお三方のキャスティングをどういう風に考えたんですか? 監督:まずは台本を書いて、その中で決めていったんですけど、平田さんとは以前に映画をご一緒させていただいていたので、平田さんにはぜひお願いしたかった。大関さんもVineをやっている時から、知っていて。過去の出演作も観ていました。Thank you篇では、存在感がある感じでいてほしかったので良かったですね。そして奥野さんは、プロデューサーから、今回の木野という役に絶対に合うからと教えていただいて。ご一緒するのは初めてだったんですけど、とてもすばらしいお芝居で。ファンになりました。 ――今回、ブランデッドムービーに参加してみていかがでしたか? 大関:わたしは普段、YouTubeをやらせていただいていて。自分でも撮って、編集したりしているんですが、自分で観たりもしているので。気軽に観られるなと思いますし、意外と10分とか15分の動画ってあっという間なんですよね。ショートフィルムも、すき間時間というか、日常の中にある時間帯でスッと観られるものなので、すごくいいなと思います。 平田:今回、ブランデッドムービーに参加してみて、とてもいい試みだと思いましたね。思った以上にCM色がないといいますかね。もっとネスレの機械とか、コーヒーとかを前面に押し出してくるのかと思っていたんですけど、そういうのではなくて。むしろ人間ドラマというか、奥でずっと見守っている感じがあって。とても品があるなと思いましたね。それは監督の品の良さにも通じるのかもしれないですが、多分ブランデッドムービーというものが、そういうものを目指しているんじゃないかなと思いました。 奥野:僕もブランデッドムービーということを意識せずに現場に行っていましたね。ちゃんと訴えたいコンセプトがありながらも、作品として全部を内包できるぐらいのふところの深さみたいなものがあるコンテンツなのかなと思いました。この映画を観ていたらコーヒーが飲みたくなったな、と思うような。そういう作品が増えていってもいいかなと思いましたね。 ――では最後に、これから映画をご覧になる方にメッセージを。 大関:すごいほんわかした雰囲気の短編です。日常に転がっているものを拾い上げていて、自分にもこういうことがあったなとか、そういうことを身近に感じられる作品だと思うので、ぜひ観てください。 平田:長すぎず、短すぎず。本当にキュッとした時間の中で世界が広がる。そういう映画だと思いますので、一度ご覧あれということですね。 …

ブランデッドムービー『この場所の香り』
監督:榊原有佑 インタビューが掲載されました!
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