“映画企画×地方創生”のおけるフィルムツーリズムに関する協業を開始 !

and picturesは、訪日旅行事業を展開する株式会社フリープラス(本社:大阪市北区、代表取締役:小野 久人。)と連携し、フリープラスが訪日旅行事業を通じて10年以上培ってきた観光商品の開発ノウハウを活用し、映画撮影地の観光商材開発に取り組み、日本の地方で製作される映画を通じ観光産業の発展に貢献いたします。 1.概要
 2010年10月より訪日旅行事業に参入された株式会社フリープラスは、約10年の間で40カ国約1,200社の海外旅行会社からの訪日外国人旅行者の受け入れております。また2016年にそれらのノウハウを活用し、日本の地方自治体に対するインバウンド誘客やプロモーションを支援することを目的に地方創生事業(現:地域創生事業)を設立。述べ65以上の地方自治体のインバウンド誘客支援を行ってこられました。当社はフリープラスの訪日旅行事業で培った、旅行に必要なリソースの調達や旅行のオペレーション業務のノウハウと、地域の魅力的な観光資源の発掘や実現可能性の高い旅行商品の造成のノウハウを活用し、フィルムツーリズム・ロケツーリズムという領域で協業をいたします。またコロナショック後の市場では、それらの地域に外国人観光客の誘客も計画しております。これらの包括的な協業の一弾として、2021年春公開予定の山田孝之・竹中直人・齊藤工が監督を務める長編作品「ゾッキ」より最初の取り組みを始めます。 2.地域活性化を目指す映画製作について
 当社は、2008年の設立当初より、自治体や商工会議所から組成した地域の実行委員会と連携し、地域活性化を目指した映画製作に取り組んできました。松雪泰子主演『古都』(16)は京都、真野恵里菜主演『青の帰り道』(18)は群馬、三浦貴大主演『栞』(18)は大分、池内博之主演『逃亡料理人ワタナベ』(19)は広島など5地域で撮影。秋田で撮影した阿部進之介主演『デイアンドナイト』(19)は、ロケ地となったスポットの集客増加が評価され、第10回ロケーションジャパン大賞特別賞を受賞しました。 愛知県蒲郡市で撮影した竹中直人・山田孝之・齊藤工監督による『ゾッキ』(出演:吉岡里穂、鈴木福、石坂浩二、松田龍平、國村隼ほか)は2021年春に劇場公開が控え、豪華監督・出演者によるエンターテイメント作品として注目を集めると共に、地域と連携した映画製作のモデルケースとして、取り組みを記録したドキュメンタリー作品を発表予定です。 その他、ソニーグループの「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」を活用した藤井道人、上田慎一郎、三島有紀子ら12人の映像監督を支援する短編映画製作プロジェクト『DIVOC-12』(21年公開予定)。また、水川あさみ・柴咲コウ・安藤政信・志尊淳・阿部進之介といった著名俳優が監督に初挑戦する、一般クリエイターや初監督を巻き込んで映画製作の魅力を伝えるプロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』(21年公開予定)でも、同様に地域で撮影を予定しており、地域の方々に映画製作に触れていただき、地域特性の再発見や特産品の創出に繋げていきたいと考えております。 3.地域支援に関する協業について フリープラスの持つ顧客基盤と取引先が持つ顧客ニーズと地域での映画制作を組み合わせることにより、公開後の持続的な価値の創出の企画開発にも取り組んでまいります。